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 サー・ピーター ブレイクは、世界のヨット界で、数々のタイトルを獲得してきました。世界一周レース、アメリカズカップ。二〇〇〇年アメリカズカップ獲得の後、この大会の特別協賛のオメガとの関わりもあり帆走サバニレースの特別ゲストとして観戦してくれました。小さい頃から海に親しんできた彼も、沖縄の自然と、海の文化に感銘をうけ、次の訪問を約束して帰っていきました。彼はこの後、レースの世界を離れ、海の環境保護を世界に訴える「Blakexpediton」(ブレイク・エクスペディション)を始めましたが、翌年その活動中、アマゾンで海賊に襲われ死去。海を愛した彼の遺志を受け継ぐため、遺族の許可も得、翌年よりこの大会も「サー・ピーター ブレイク メモリアル」という冠をいただきました。
海想・レース風景  文化の継承者、といえば、子どもたちの参画が欠かせません。このサバニも座間味村の中学生たちが第一回目から参加しています。座間味の子どもたちにとって、中学に上がり、サバニに出場する事は憧れでもあるようです。一昨年には、NHK教育テレビの「天才テレビ君Max」が地元の中学生とチームを組んで出場。春からの数回の合宿を含め、彼らの挑戦がテレビ放映されました。
海想・レース風景  船大工の、新城さんは、数十年ぶりにサバニの新艇を建造しました。新城さんは、石垣島。伊江島の下門さんも昨年久しぶりの新造船を手掛けました。サバニは、舟大工によって作り方も形も違うようです。糸満の大城さん、平安座の越来さんなど絶えていた技術が復活しました。